旅恋白地
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うだつのある町へ

一向に出世できなかったり、イマイチな状態で発展がないことを“うだつがあがらない”といいますが、この語源になっているのが、日本家屋の「うだつ」。

「うだつ」とは、2階の壁面から突き出した漆喰塗りの袖壁で、隣の家に火が燃え移らないように防火・防風の役目を果たすもの。裕福な人しか作れなかったことから、「うだつをあげられない」⇒「うだつがあがらない」という言葉が生まれたそうです。競って豪華な装飾を施し、財力の象徴とされてきた「うだつ」。

そんなうだつの残る古い町並みを散策しに、徳島に出かけました。

古い町並みが430メートル続く脇町

徳島県・美馬市の脇町は、江戸時代~明治時代にかけて、阿波藍の集散地として栄えた町。
ここ脇町には今でも東西430メートルにわたってうだつの町並みが残り、国の重要伝統的建造物保存地区に保存されています。

脇町

これだけの美しい町並みが残っているのは、平成元(1989)年から毎年2、3棟づつ原型復旧をする修復事業が行われたお陰で、修復第1号は現在も営業を続けている「正木酒店」さん。
築210年の建物は建った当時は呉服屋さん。釘1本から江戸時代のものを用いて、当時の姿のまま修復したといいます。
IMG_9894.jpg

脇町ですでに修復を終えた建物は50棟を超え、現在このエリアには88棟のうだつの上がる家があります。
かつてはクモの巣のように張り巡らされていた電線も電柱の地中化により、きれいな町並みに。

お茶処や竹人形の里、土産物屋など、営業しているお店を覗きながら散策することができます。

通りからちょっと外れたところにあるオデオン座は昭和9年にできた芝居小屋で戦後は映画館としてにぎわった建物。平成8(1996)年には松竹映画『虹をつかむ男』の舞台にもなりました。平成6(1994)年に閉館していますが、入場料を払えば見学ができるほか、現在もライブや芝居公演が行われ、貸しホールとして利用されています。
IMG_9903.jpg

2層うだつの貞光へ


次はつるぎ町にある貞光へ。

脇町とともに二大商業地を形成していた貞光のうだつは、美しい鏝絵(こてえ)が施され、装飾性が高い2層うだつがあるのが特徴です。

鬼瓦部分に家紋が付けられていたり、独自の装飾が施され、うだつの漆喰部分にも、白虎(あうん)や鯉の滝登り(立身出世、防火)、松と鷹(魔除け、縁起)、亀(長寿、防火)など縁起のよい絵柄の鏝絵が施され、見るのも楽しいうだつが並んでいます。
貞光のうだつ

また、寛政3(1791)年に建てられた「旧永井家庄屋屋敷」や酒造業を営んできた「織本屋」は一般にも公開され、往時の生活を垣間見ることができます(入館無料)。

刻みたばこで栄えた阿波池田

最後に訪れたうだつの町並みが、「阿波刻みたばこ」で栄えた三好市の阿波池田。
かつてこの町には約100軒もの民営のたばこ工場がありました。

その当時の繁栄の歴史がわかるのが、「たばこ資料館」です。
書院造りの洒落た館内に、たばこの作り方やたばこ産業の発展の歴史が展示されています。たばこの葉や当時使われていた機械のほか、昔のレトロなたばこの箱などが展示されていて、見応十分。

刻みたばこは現在販売はしていませんが、希望者はキセルに刻みたばこをつめて、芳醇な味と香りを楽しみつつ、ぷはーっと喫煙体験もできますよ。
池田たばこ

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2011.03.01 | | コメント(1) | その他

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プロフィール

野添ちかこ

Author:野添ちかこ
温泉と宿のライター 野添ちかこです。

『旅恋』では、温泉+トレッキング、温泉+ヘルシー食など、アンチエイジング健康旅を提案します。

温泉ソムリエ(温泉ソムリエ協会)
温泉入浴指導員(厚生労働省認定)
温泉カリスマ(大阪観光大学)
温泉指南役(岡山県・湯原温泉)

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