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温泉トレッキングに出かけよう③ ~屋久島~

2~3時間の温泉トレッキングを提唱しながら、だんだん山歩きの時間が長くなっていますが、今回はなんと10時間以上も歩く旅へ。世界自然遺産にも登録されている屋久島にやってきました。

「屋久島に行くんだったら、一度は縄文杉へ行かなくちゃ…」と、10時間の登山コースに初チャレンジです。

本当に10時間も歩けるの? 服装は? ガイドは? 弁当は? ろくに下調べもせず、動き出したのは旅の数日前。仕事以外の旅となると、どうもずぼらな性格が出てしまいがち。「屋久島は雨が多いから、上下のレインウエアは必須だよ」というGreen多田からのアドバイスで、2日前に慌てて登山ショップに駆け込んだくらいで…。

何はともあれ、樹齢数千年の屋久杉を育てる豊かな森には、何か神秘的な力が宿っているのかもしれません。たった2泊3日で1ヵ月の休暇をとったようにリフレッシュできるんですから。
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200910屋久島トレッキング
縄文杉登山の出発は朝の4時。朝3時過ぎには起床して、ガイドさんの車で荒川登山口へ向かい、朝5時20分から歩き始めました。漆黒の闇の中、ライトを照らしながら、トロッコ道を歩きます。寝ぼけながら歩いていると次第に空が白みはじめ、夜が明けていきます。こんなに早い時間に森を歩くなんて、初めての経験です。

登山口は標高約600メートル。そこから縄文杉のある標高1300メートル地点まで登るので、700メートルの標高差を登るわけです。

平坦なトロッコ道にちょっと飽きてきたところで、道は急な登山道に変化します。地面に張り巡らされた根っこを踏まないように岩に足をかけ、木の枝に助けを借りて、全身で登っていきます。途中、湧き水で喉をうるおし、休憩をとりながらもくもくと歩きます。

普通の杉は樹齢300~800年までしか生きられないというのに、屋久島には2000年も3000年も生きている巨木が何本もあります。 花崗岩が隆起してできた屋久島の薄い土壌には栄養分が少なく、樹木は厳しい環境の中ゆっくりとしたスピードで育つので、年輪の幅が狭いのが特徴。樹脂が多くなり、腐りにくいため、通常よりも長く生き続けられるそうです。
200910屋久島木の幹

森には、倒木の上に新しい杉が育っていたり、切り株が別の木の養分をもらうことで死なずに生き続けていたり、森に生命の縮図を見るようで、清々しい気分になります。

ハート型の切り株のウィルソン株、杉の上に別の杉、そのまた上に別の杉と3代の杉が成長する三代杉、格好いい風貌が王様のようだからその名前がついたのか、樹齢3000年の風格ある大王杉など、ガイドさんの解説を聞きながら歩みを進めます。
200910屋久島ウイルソン株
↑ ウィルソン株 

最後に縄文杉の登場です。樹齢2600~7200年と言われる縄文杉はぼこぼことした幹が自然の厳しさを物語り、神々しいオーラを放っていました。
200910屋久島縄文杉

数年前にはまわりの木々が伐採されたことで土が流出し、露出した根っこを観光客に踏みつけられ、瀕死の危機に直面していたそうですが、今は展望台が設けられ、観光客は近づけないようになっています。ガイドさんによると、この森には、縄文杉と同じくらいの木が全部で3本あるそうですが、どこにあるかは、公表はされていないそうです。

世界自然遺産に登録された93年には約20万人だった入島者数が2007年には40万人に倍増、今年9月のシルバーウィークには、登山道はディズニーランドさながらの大渋滞だったそうです。 都会からやってきた私たちのストレスや邪気を森がすべてうけおって、度が過ぎれば森がくたびれてしまうこともあるでしょう。自然を感じることと自然を荒らすことが紙一重にある現状に考えさせられるものがありました。
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縄文杉の付近でお昼ごはんのお弁当を食べて、さあ、帰路へ。あとは登ってきた道をひたすら下るだけです。「10時間」というプレッシャーから解放されて、帰り道は足取りも軽くあっという間に着いた気がしました。

森を歩くのはガイドなしでも行けますが、森や植物、動物のうんちくを教えてもらえるほかにも、疲れないペースで歩けるというメリットがあるので、ガイドをつけることをおすすめします。 今回は2人で歩くのに、1人のガイドさん。ツアーに申し込むと、体力の差がある知らない人たちと歩くことになりますので、グループでガイドをお願いするのがいいと思います。

最後は、巨石がごろごろころがっている河原で、冷たい水に足をつけてアイシング。水遊びの時間まで入れたら、10時間を大幅に超えて11時間40分のエコツアー。そんな長い山歩きだったにも関わらず、生まれて初めての縄文杉登山は大きな満足感で満たされて、また来たい!!と思えるものでした。 長い1日でしたが、ペースが良かったのか、歩けなくなったり、次の日起きられなかったりというようなこともなく、楽しい旅になりました。
200910屋久島岩の上

温泉トレッキングといいながら、温泉が全然出てこないじゃないと思われるかもしれませんが、宿泊は、ぬるぬるの感触がおもしろい、アルカリ性単純温泉の「JRホテル屋久島」へ。前日と翌日には平内海中温泉と湯泊温泉にも入りましたよ。

温泉の詳細はBIGLOBE温泉でレポートしていますので、そちらへ。
ワイルドな絶景温泉と苔むした神秘の森へのトレッキング、この2つが揃う屋久島に再訪を誓って――。

ポパイガイド倶楽部
ガイドさんのブログ「屋久ザル奮戦木

[2009年9月26~28日滞在]

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2009.10.19 | | コメント(0) | 温泉トレッキングに出かけよう

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プロフィール

野添ちかこ

Author:野添ちかこ
温泉と宿のライター 野添ちかこです。

『旅恋』では、温泉+トレッキング、温泉+ヘルシー食など、アンチエイジング健康旅を提案します。

温泉ソムリエ(温泉ソムリエ協会)
温泉入浴指導員(厚生労働省認定)
温泉カリスマ(大阪観光大学)
温泉指南役(岡山県・湯原温泉)

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